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小生は商社に入社以来貿易業務を担当し40年間海外取引全般に対してバランスのとれた知識と経験を有しています。 即ち通常の貿易業務だけでなく、海外企業進出に関しては主体的に2つの海外繊維工場を設立した経験を有しています。マレーシアの工場はその後約25年間健全な操業を続けています。カナダの工場は市場が変化したため、自身で工場の撤退を処理し最小限の損失で終結させました。 ◎クレーム処理に関しては、安宅産業が伊藤忠商事と合併する際同社が抱えていた一部門全体の問題債権の処理を担当した経験から、処理方法に関しての知識と経験を得ましたが、同時に問題の発生を事前に予防することの重要性をより強く感じているものです。 ◎海外駐在はインド通算10年イラン1.5年です。海外駐在員時代に得た教訓は、「貿易は相手次第」「Trade is partner」がモットーです。実際イラン駐在時代同国でも極めて稀な信頼出来るパートナーに恵まれ、文字通りイランからの銅鉱石輸出で画期的な第一船を日本に船積した実績があります。その後その相手と合弁事業に発展し、優良案件として会社に長く貢献しました。 パートナーとの良好関係は、実際取引を通じて構築できる部分がかなりあり、最初から善玉と悪玉に峻別するのは危険です。日頃の真摯な付き合いが重要です。といって相手に遠慮ばかりしていたのではうわべだけの関係に終わります。議論する時は徹底的にするべきです。議論するときの基本は、相手の人格を傷つけず、問題点を具体的に指摘します。この場合かなり外国語に熟練していることが必要です。 ◎所謂貿易業務、例えば通関、為替などの手続きについては一般的知識に留まりますが、主としてリスク予防の面からこれらの業務処理をモットーにしています。 ◎商品分野では安宅時代繊維・化成品・が中心でしたが、伊藤忠商事に移ってからは、15年近く精密機器・コンピュ-ター機器・ソフトウエアー分野が中心でした。然しどの分野でも担当できる素地はあります。 現在の主たる業務はインドのソフトウエアー開発会社1社とタイアップして、同社の日本進出のアドバイザーをしています。 ◎今後担当したい仕事は、日本の中堅メーカーが直接海外取引(輸出入、海外工場進出など)を進められる際の、アドバイザーで、戦略立案、中堅貿易担当責任者の育成に興味があります。関西で1社、1週間に1回の出社で、通常はメール交換でアドバイスする方式を考えています。 |